キャノン BC-340/BC-341インクジェットカートリッジの簡単目詰まり解消法です。

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対応カートリッジ:キャノン BC-340/BC-341/BC-310/BC-311/BC-70/BC-71/BC-90/BC-91

通常に印刷をしていて印刷がかすれた場合やインクが出ないときに試す価値ありです。

今まで使えていたのに印刷がかすれてしまう。

カートリッジの底部分(裏側)のインク噴出口のインクが固まっている可能性があります。
インクの噴出口

用意するもの

・目詰まりしたインクカートリッジ
・お湯(お風呂の温度程度)
・お湯を入れられる汚れてもいい容器
・ティッシュペーパー
・あればゴム手袋
・汚れてもよい服装(インクが付く可能性があります。)

対処方法

要らない容器にお湯を張ります。
インクの噴出口をお湯の中に入れて、1分程度揺らしてください。
インクがたくさん溶けます。

溶かすのが目的なので、たくさん溶かすように必ず揺らしてください。
(お湯につけるだけではダメです。)

カートリッジの基盤部分はお湯に触れないようにご注意ください。

基盤部分はお湯に触れないよう注意
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その後、ティッシュで拭いて、プリンター本体に戻してください。
クリーニングを3-4回行ってください。
(カートリッジのインク噴出口に潜り込んだお湯を出す意味もあります。)

目詰まりは上記の方法で直ることが多いです。
プリンターのクリーニング機能だけを何回も繰り返すより、はるかに強力な方法です。

上記の方法を実践して直らない場合は、新品のインクカートリッジを購入してください。
インクの噴出口でインクが固まっているだけでなく、
内部のスポンジがダメになっている可能性が考えられます。
特に、あまり使わないカートリッジは中のインクが動かないので、
内部のスポンジ・インク共に劣化しやすいです。
(他にも詰まりの要因があるかもしれません。)

カートリッジが原因でなく、本体が故障の場合もあります。

インクカートリッジはずっと使えるものではありません。

上記を試し直らない時は新品のインクカートリッジをご購入ください。
インクカートリッジはずっと使えるわけではありません。
すぐにダメになってしまうこともあれば、長く使い続けられることもあります。

インクカートリッジにとって、過酷な夏場や寒い冬場、太陽にあたっている場所か、室内の常温で使用しているか、沖縄と北海道などの地域性、室温、湿気などで条件が違うことは容易に想像できます。

メンテナンスとして

普段は週に1回程度は全色の印刷をするようお勧めします。
内部のインクが動くことにより、インクが固まるのを防ぐ効果があります。

インクが手に付いてしまったら

tawashi インクが手に付いた場合、今まで色々試した中で一番良かった方法をご紹介します。
ステンレスたわしを用意します。
ステンレスたわしに石鹸をつけてゴシゴシする方法がいろいろ試した中で一番よく落ちます。
爪に入ったインクは取れません。
手が荒れるので最後にハンドクリームを塗ってください。

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森のくまのインク屋さん 公式サイトへリンク4180円

※バラ販売もあります。

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